曜占術・八曜日占いについて

ミャンマー曜占術(八曜日占い)とは

インドや中国の文化と交流をはかりながら独自の占い大国となっているミャンマー。
そこでもっとも一般的で人気のあるのが古くから伝わるのが「曜日占い」
いまでもミャンマーの人々の生活にとって欠かせないもので、恋愛、結婚、事業、学業、健康などの大切な物事を決めたり、行動を起こす時にはほとんどの人が占い師のもとをたずねるのです。

ミャンマ-の人はその名前を聞けば何曜日生れかが分かります。
それは曜日が支配するアルファベットをかならず名前に使うからです。
また、無数にあるパゴタ(寺院)には、すべて八曜の守り神がまつられ、みんな、自分の誕生曜日の守り神にお参りを欠かしません。つまり、ミャンマ-の人々にとって、自分が何曜日生れであるかは必要不可欠な情報なのであり、人生にとって大きな意味を持つのです。

結婚や恋愛において曜日同志の相性はほとんど運命的な意味を持ち、ビジネスや人生の大きな転機、旅行、健康、捜し物などありとあらゆる局面で曜日が基準になってきます。
建物の増改築では建物自身の誕生日(完成日)を参考にする場合もあります。

生活のリズムの中の曜日

私たちは、毎日の生活のリズムを曜日という法則に重ね合わせていることが少くありませんが、そもそも曜日には一体どんな意味があるのでしょう。 自分の運命や性格とどんな関係があるのか、そのことを理解して生活をおくるのと知らないでおくるのでは大きな違いが出てきます。

いつも何となく木曜日にはいいことが起きるとか、まったく同じ生活パタ-ンを繰り返しているだけなのに、先週の火曜と今週の火曜はどうしてこんなに違って感じられるのだろうとか、何となく感じることはあっても、そこに法則性が潜んでいるとしたらどうでしょう。
意を決して愛の告白をする時にも、曜日がことの成り行きを左右するとしたら…
何となく相性が悪そうだと感じている人たちに、共通の曜日の法則があるとしたら…
私たちは、この法則を知ることができれば、毎日の悩みや不安を取り除き、ずいぶんと人生を楽しく、少しでもいい方向に送ることができることになるでしょう。

歴史の中で体系化された曜占術

『ミャンマ-曜占術』は、曜日が持つ不思議な力や性格を、長い歴史の中で体系化した世界でも珍しい占術です。 占星術が出生の正確な時間がわからないと、導き出される答えも正確なものにならないのに対し、『曜占術』は、曜日だけで簡略に基本原則がわかり、さらに「マハ-ボゥ」という独自のホロスコ-プ手法で流動的な運勢や目的別の相性などがより正確に導き出されます。

特に面白いのは、水曜日の午前と午後を二つに分け、午後を8番目の曜日「ヤフー」としているところですが、よく研究してみると、西洋占星術やヒンズー占星術の影響のあとが見られます。

「曜日の決まり方」や「曜日を支配する星の意味」「曜日を守る守護神」「年ごとの運勢」「行動推奨曜日&行動タブー曜日」「仕事成功曜日」「恋愛成功曜日」「目的別相性」などさまざまなアプローチがありますが、そうした解説は更新で順番にやってゆこうと考えています。時々のぞいてみて下さい。

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